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2014年6月2日

全国学力テスト苦手分野の問題増

小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストが4月2 2日に実施された。全員参加の国公立3 018 6 校と私立校は4 7 % の457校、計30643校約224万人が参加した。今回の出題内容は、2007年の第1回調査からの苦手分野をみる問題が増やされた。小中計147問のうち、過去調査の苦手分野からの出題は45問(31%)で、前年の16%から倍増した。
苦手分野は、小学6年・算数Bの「割合」の理解、中学3年・国語Aの発言内容を整理し、司会の役割をする、数学Aの相対度数を求める、など。
また、算数では、計算式の理解度をみるため単純な計算問題と、同じ計算式を使う文章題を別々に問う方法も初めて試みられた。調査結果は8月に公表される予定。