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2014年2月3日

県職員が出前授業「データ活用講座」

岐阜県で県統計課の職員が小中学校を訪問し、統計の見方や利用法を教える出前授業「データ活用講座~ふるさと岐阜を知る~」が広がっている。出前授業は、新学習指導要領で統計に関する学習が拡充されたことから、統計の利用普及を目指す県統計課が協力して2011年度から始まった。岐阜県は、森林面積の比率が全国2位、水力発電に使える水量は全国1位など、県統計課の職員が仕事の知識・経験を生かし、データ分析のコツや効果的なグラフの使い方、データから見たふるさとの特徴や自慢などをわかりやすく解説する。出前授業は、高校や大学を含めて11年度に9校で約9 0 0人、12 年度に12校で約10 0 0人が受け、今年度は10 校で実施され、昨年度、日本統計学会から自治体として初めて統計教育賞を贈られた。