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2015年6月30日

中1ギャップ、期待と現実 「新しい友達と楽しい」7割

 中学校入学直前には、「新しい友達などとの人間関係」に4 4% の子が不安を感じていた
のが、入学半年後には7 6 % が「楽しい」と思っていることが、学研教育総合研究所の
アンケート調査でわかった。調査は昨年3月に小学校6年生5 0 0人、同9月に別の中学校
1年生2 0 0人から回答を得た。
 入学前に59%が楽しみにしていた「部活動」は、入学後は74% が「楽しい」と回答。「先輩
との関係のこと」も4 3 % が「楽しい」と回答した。
 一方、入学前に4 4% が不安を感じていた「教科別の先生による勉強(成績)」は、入学後
も39 %が「楽しくない」と回答。入学前の不安どおり、甘くはないと実感しているようだ。
楽しくないことは、教科別の先生による勉強のほかに、「必修のダンス授業のこと」と「必修
の武道の授業のこと」が2 7 %で上位に並らび、この3項目はすべて、「楽しい」と答えた
子より、「楽しくない」と答えた子の数が多くなっていた。
 しかし、中学に入学して楽しくないことに「当てはまるものはない」、つまり「楽しくない
ものはない」という回答が4 0 %で最も多く、中学生活はおおむね上手くいっている様子
がうかがえる。

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