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　東京都国立市は夏休みの期間、中高生がまちの魅力を映像作品にまとめる「くにたち発☆中
高生CMプロジェクト」を実施。大学通りや旧国立駅舎に象徴されるまちのイメージをかたちに
した作品や、地域の自然を写した作品、まちの歴史に焦点を合わせた作品など、「CM＝コミュニ
ティ・メッセージ」という意味を込めて、全７作品が制作された。
　プロジェクトには、市内在学の中学生６人と高校生１人が参加。プロのビデオ作家からレク
チャーを受け、構想から撮影、編集、発表までのすべての工程を、サポートスタッフの大学生と
チームを組んで取り組んだ。
　編集作業では、各自が市内をめぐって撮影した映像をパソコンを使って編集。講師の助言を
受けながら、伝えたい映像を絞り込み、効果的なテロップやナレーションを加えた。作品のテーマ
は、食や人、歴史、自然などさまざまで、１時間を超える映像も多く、生徒たちは頭を悩ませなが
ら、５分ほどの作品に完成させた。
　９月11日、完成した作品は、「あたなに届け、わたしの『CM』」と題し、公民館で市民を招いて
上映会が開催された。