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2015年2月12日

市立小中学校 全校で連携教育

 小中連携教育の動きが全国的に広がりを見せているなか、高松市教育委員会は2 015 年度から、すべての市立小学校と中学校で連携教育を行う。
 高松市では、10年度に施設一体型の小中一貫校として高松第一学園が開校。同校では9年間を見通したカリキュラムを作成し、成果を応用して、12年度からは小中連携校の指定を進めてきた。
 そうして、これまでに中学校14 校と小学校31校を指定。15 年度は新たに中学校8校と各校区内の小学校18 校を加え、すべての市立小中学校で小中連携教育を実施する。
 連携教育では、小学生が中学校の授業や部活動を体験したり、運動会などの行事に参加し合って交流を増やす。また、双方の教員による「乗り入れ授業」を行い、継続的に学べる環境づくりを進めるという。
 文部科学省でも、16年度にも行う小中一貫校の制度化や、20年度に予定している小学校英語の正式教科化に向けて、中学校教員が小学校で学級を担任することを可能にするよう、教員免許制度を見直す方針を固めた。

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