2015年1月29日
家庭が「楽しくない」子 携帯の使用時間、長い傾向
家庭生活が「楽しい」子どもは、保護者との会話が十分に取れているという結果が、滋賀県子ども・青少年局が実施した小・中・高校生の意識調査で出た。
調査は2 014 年7月、県内の小学5年生と中学2 年生、高校2 年生各1 , 5 0 0 人、計4,500人を対象に実施。
家庭での生活が「楽しい」または「だいたい楽しい」と感じている子どもの割合は、小学生97. 9 %、中学生92 .0 %、高校生8 8 .7 %で、「楽しい」と感じる子どもの割合は、年齢が上がるにつれ低下する傾向が見られた。
保護者との会話について、「足りている」または「ほぼ足りている」と感じている割合は、小・中・高校生のいずれも9 0 % を超えているが、「足りている」と感じている割合だけだと、小学生7 9 . 0 % 、中学生6 8 .1 % 、高校生61. 2 %と、これも年齢が上がるにつれ低下する傾向が見られた。
一方、全体で家庭生活が「楽しい」子どもは72 . 2 %が「保護者との会話が足りている」と回答したのに対し、家庭生活が「楽しくない」子どもでは「足りている」39.1%にとどまっていた。さらに、家庭生活が「楽しい」子どもと、「楽しくない」子どもの携帯電話の使用時間を比較すると、特に中学生、高校生で、家庭生活が「楽しくない」子どものほうが使用時間が長くなる傾向が見られた。
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