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2 0 2 0 年東京オリンピック・パラリンピックに向け、東京都教育委員会は子どもたちにオリンピック精神を伝えるため、オリンピック教育のプログラムについて検討を始める。

10月にはオリンピック経験者や学識経験者らによる有識者会議を設置し、19 9 8 年の長野オリンピックで広がった「一校一国運動」などを参考に、小中高校向けの教育プログラムを策定する。
オリンピック教育では、オリンピック・パラリンピックの歴史や意義、理念などを学習するほか、参加した国や地域の文化や歴史などの学習、身近に住んでいる外国人との交流などによって国際理解を深める取り組みを進める。
また、オリンピック・パラリンピック出場経験者との直接的な交流を通して、運動・スポーツにより一層親しみ、地域のスポーツ大会やイベントなどの運営を支援する取り組みなどがある。
　
都教育委員会は、今年度からオリンピック教育推進校として、小学校2 0 6 校、中学校6 0 校、高校2 4 校など3 0 0 校を指定。
推進校の担当者向け研修会を開き、各校での教育内容の計画づくりを支援している。