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小・中学生の約７割が、家庭学習は子ども部屋よりも居間などで行うほうを好む傾向があることが、教科書を発行する光村図書の調査でわかった。調査は昨年 11月、インターネットで小・中学生の保護者 500 人から回答を得た。
「子ども部屋などの個室と、家の人がいる場所（居間など）と、どちらで学習するのが好きか」という質問で、「家の人がいる場所」を選んだ子どもは全体では67.8％。小・中学生別では、小学生が79.4％だった の に 対し、中 学 生 では44.2％。中学生では、「子ども部屋などの個室」という回答が 51.5％で、小学生と中学生で傾向の違いがみられた。
また、「友達と協力して考えながら学習するのと、自分一人で考えて学習するのと、どちらか好きか」という質問では、「自分一人で考えて学習するのが好き」という回 答 が、小・中 学 生 全 体 では47.4％で、「友達と協力して考えながら学習するのが好き」（21.6％）の２倍以上となった。小・中学生別では、中学生の「自分一人で考えて」は 53.3％と５割を超え、小学生でも44.5％に上った。