これだけは知っておきたい教育NEWS

2021年12月15日

「コロナ禍」「不要不急」… 新型コロナ関連の用語 定着するか?

文化庁は、2020 年度の「国語に関する世論調査」の結果を公表した。新型コロナウイルスに関連して使われる言葉について尋ねたところ、「不要不急」(67.2%)「コロナ禍」(66.8%)は「この言葉をそのまま使うのがいい」が6割台後半となった。
新型コロナ関連の用語は8つを提示。「そのまま使うのがいい」は「3密」「ステイホーム」(61.1%)、「濃厚接触」(58.9%)
「ソーシャルディスタンス」(56.5%)「クラスター」(51.3%)が5 割台を超えた。
一方、「ウィズコロナ」は、「この言葉を使うなら、説明を付けたほうがいい」(40.1%)、「この言葉は使わないで、ほかの言い方をしたほうがいい」(29.4%)を合わせて「この言葉をそのまま使わない方がいい( 計)」が69.5%となった。
慣用句では、「がぜん」の本来の意味「急に、突然」という意味を選んだのは23.6%で、67.0%が「とても、断然」という意味を選んだ。「破天荒」では、本来の意味「だれも成し得なかったことをすること」を選んだのは23.3%。異なる意味の「豪快で大胆な様子」が65.4%だった。一方、「すべからく」は、「当然、是非とも」という意味を54.8%が選択し、辞書などで本来の意味とされてきたもののほうが多く選択された。

関連リンク:https://gakken-juku.com/news_parents/