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2021年10月27日

視力1.0未満の小中学生 過去最多を更新

裸眼視力が1.0 未満の割合が、小学生37.52%、中学生58.29%で過去最多を更新したことが、文部科学省の2020 年度の学校保健統計調査(確定値)で明らかになった。裸眼視力1.0 未満の割合は、学年が上がるほど増加傾向にあり、小学校1年生で約4人に1 人、6 年生で約半数となっている。
さらに、標準体重より20%重い「肥満傾向」の子どもの割合も、小中学生の全学年で増えていた。文科省は、スマートフォンなどを長時間見る子どもの増加に加え、コロナ下の巣ごもり生活も一因とみている。
視力低下について文科省は、今年度から小中学生に1 人1 台の情報端末が配備された影響を調べるため、小中学生約9,000 人を対象に、端末使用の状況と視力の関係を調査している。

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