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2021年10月6日

中学校の運動部活動 4割が時間超過

スポーツ庁が2018 年に策定した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」で規定する、1週間の活動時間を41.9%の中学校が超過していることが、日本スポーツ協会の「学校運動部活動指導者の実態に関する調査」で明らかになった。高校では74.2%が超過していた。
調査は今年1~3月、全国の中学校264 校と高校189 校から回答を得た。
ガイドラインで求めている週2回以上の休養日(平日、休日1日ずつ)は中学校では80.6% が順守。一方、高校では40.8%にとどまっていた。休日(土・日)の休養日は、中学校・高校とも日曜日に設定されている割合が高く、平日の休養日に設定している曜日にはばらつきがみられた。
1日の活動時間を平日2時間、休日3時間と設定し、平日4日、休日1日活動すると仮定すると、週11 時間を上限とみなすことができる。1週間の活動時間が11 時間未満だったのは、中学校では58.1%。高校ではわずか25.9%だった。

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