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2021年7月7日

中2の6%がヤングケアラー

家族の世話や介護を担う18 歳未満の子ども「ヤングケアラー」が、中学校2 年生で5.7%、高校2年生で4.1%いることが、厚生労働省と文部科学省の調査で明らかになった。調査は昨年12 月~今年2月、全国の公立中学校に通う2 年生と全日制高校2年生などを対象に実施。中学校2年生の5,558 人、全日制高校2年生の7,407 人が回答した。
中学校2年生では、世話をする頻度は「ほぼ毎日」が45.1%、「週に3~5日」17.9%、「週に1~2日」14.4%。平日1日に世話に費やす時間は平均4.0 時間で、「3時間未満」が42.0%で最も多く、「7時間以上」も11.6%あった。
世話をする家族は、「きょうだい」が61.8%、「父母」23.5%、「祖父母」14.7%。学校や大人に助けてほしいことでは、「学校の勉強や受験勉強など学習サポート」が21.3%で最も多かった。

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