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東京都教育委員会は、都内の区市町村立の中学校の３年生、約73,000 人を対象とした進学志望の結果を発表した。昨年12 月時点で、全日制高校を志望する生徒は66,352 人（90.9％）で、前年より0.63 ポイント低下し、５年連続で最低を更新した。また、全日制の都立高校の志望者は47,033 人（71.4％）で、前年より0.76 ポイント減少した。
一方、都立通信制の志望者は0.11％（前年比0.03 ポイント増）、私立通信制などが3.42％（同0.81 ポイント増）だった。
担当者は、授業料の助成制度が拡充され、私立を選択しやすくなったことや、自分のペースで柔軟に学習できる通信制を志望する生徒が増えているのではないか、とみている。
こうした動きは他県でもみられる。青森県でも昨年12 月時点で、県立全日制高校の平均志望倍率が0.98 倍で、過去最低だった前年同時期の1.00 倍を下回り、初めて１倍を割った。