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2021年2月3日

高校の普通科に 医学コースなど新設

福島県教育委員会は、2022 年度から県立高校18 校の普通科に、医学や教員養成など専門的な知識や技術を指導するコースを導入する。
コース制の導入は、県立高校改革前期実施計画の一環で、普通科の魅力向上、特色化につなげるのがねらい。生徒の職業観や基礎的な知識を高め、将来的には県内で活躍できる人材を育成し、医師や教員の不足解消につなげるという。
新設されるのは、医学、保健・医療、教員養成、福祉の4コースで、コース選択は入学時ではなく、在学時の生徒の希望によって決めることを想定している。定員は各校が判断する。
医学は、医学部進学に特化した学習・進路指導を行う。保健・医療は、医師や歯科医、薬剤師、看護師、理学療法士など幅広い医療従事者を志す生徒が対象。教員養成は、教育に関わる分野につくことを目指す生徒の学習を支援。福祉は、福祉や介護に関する基本的な内容を指導する。
学習内容については、県立医科大学や福島大学などと連携。各コースとも通常の授業に加え、体験学習や特別講座も行い、専門性の高いプログラムを構築するという。

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