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2020年11月18日

女子中高生の悩み 「自分の容姿」が増加

文部科学省の「第18 回21 世紀出生児縦断調査(平成13 年出生児)」の結果が公表された。
今回の調査は、18 歳(高校3年生相当)が対象で、回答者数は24,654 人で、在学者が97.4%、就職者が0.6%、その他が2.0%。
悩みや不安について(複数回答)は、「進路に関すること」が男女とも最も多かったが、男子36.7 %(17 回37.4 %)、女子46.1 %(同53.0%)と、前回に比べてやや減少。2番目に多かった「学校や塾の成績に関すること」についても、男子14.0%(同21.1%)、女子19.2%(同31.1%)と割合が減少している。
一方、「容姿に関すること」が第13 回(中1相当時)以降毎回増加し、女子は20.0%と「成績」を抜いて2番目に多くなっている。男子は6.0%で、「健康(病気)に関すること」と同率で3番目に多くなっている。
将来の進路については、「大学卒業後に働く」の割合が男子51.1%、女子53.9%で、男女とも最も高いが、ともに前回よりわずかに減少。今回初めて調査した、第一志望の進学希望先については、男女ともに「私立大学」(男子46.9%、女子42.7%)が最も高く、国公立大学(男子35.6%、女子26.6%)が続いた。。

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