2020年10月14日
通信制高校の在籍数 初の20万人超え
文部科学省の今年度の学校基本調査(速報値)によると、5月1日時点で通信制高校に在籍する生徒数は206,994 人で、調査を始めた1948年以降で初めて20 万人を超えた。前年からは約1万人増加した。
一方、高等学校(全日制・定時制)の生徒数は、309,2351 人で、前年度より約76,000 人減少した。
通信制のみの高等学校数は、過去最多の117校(公立7校、私立110 校)。全日制などとの併置校は140 校(公立71 校、私立69 校)。文科省では、多様なニーズに対応していることが、通信制高校に通う生徒の増加を後押ししているのではないかとみている。
小学生は6,300,735人、中学生は3,211,237人で、いずれも過去最少となった。また、特別支援学校の在校生は144,826 人で、前年より約400 人増加し、過去最多を更新した。
大学全体の在学者数は2,916,078 人で、前年度より約2,600 人減少。一方、4年制などの学部に通う大学生は、前年度より約15,000人増の2 , 6 2 3 , 9 0 0 人で過去最多となり、女子学生の割合は0.1ポイント上昇し45.5%だった。
関連リンク:https://gakken-juku.com/news_parents/