2020年2月26日
私立学校の学習費増加傾向 公立は横ばい
幼稚園・小中学校に通う子どもの学習費について、公立学校は横ばいながら、私立学校では高校を除き増加傾向にあることが、
文部科学省の2018 年度「子供の学習費調査」でわかった。私立小学校に通う子どもの学習塾費が初めて年間25 万円を超えた。
調査は隔年に実施。18 年度は全国の公立・私立幼稚園と小中高校に通う子どもの保護者約25,000 人から回答を得た。
学習費総額は、公立小学校は321,281 円(前回比0.3%減)、私立小学校1,598,691 円(同4.6%増)、公立中学校488,397 円
(同2.1%増)、私立中学校1,406,433 円(同6.0%増)。
このうち、学習塾費の平均をみると、小学校では公立が53,313 円、私立が252,790 円。中学校では公立202,965 円、私立153,365円。
学年別では、私立小学校6年が485,494円で最も多く、次いで公立中学校3年が313,780円となっている。公立中学校の生徒の多くは高校
受験を控えているため、中高一貫校が多い私立より塾代が高くなっているとみられる。
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