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2020年1月22日

デジタル機器依存 養護教諭の95%実感

 養護教諭の95.0%が「生徒がデジタル機器に依存している」と実感していることが、ジョンソン・エンド・
ジョンソン株式会社の目の健康を取り巻く環境についてのアンケート調査で明らかになった。
調査は2019 年5~7月、全国の小・中・高校の養護教諭258 人から回答を得た。「デジタル機器の普及は生徒
の目に悪影響を与えていると感じている」との回答も94.9%に上った。

 依存による悪影響として最も多かったのは、「睡眠時間が短くなる」85.6%。「視力悪化につながる」73.2%、
「SNS のトラブルに巻き込まれやすくなる」72.0%が続いた。

 「視力矯正が必要な生徒が増えていると感じる」という質問に対して、93.4%の養護教諭が「そう思う」「やや
そう思う」と回答。学校種別では、小学校が85.7%、中学校95.0%、高校91.2%で、中学校が最も多くなっていた。

 また、「スマートフォンやタブレットPC 普及の影響で、いわゆる“ スマホ老眼”の生徒が増えていると感じる」と
回答した養護教諭は58.4%と過半数を超えた。単純な視力悪化にとどまらないデジタル機器の影響が判明。
デジタルネイティブと呼ばれる小中高生の、さらなるデジタル機器への依存と悪影響が懸念される。

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