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　文化庁が公表した2018 年度「国語に関する世論調査」によると、16 ～ 19 歳の３割以上が日常的に電子
書籍を利用していることがわかった。調査は2019 年２～３月、16 歳以上の男女1,960 人から有効回答を得た。

　ふだん、電子書籍を利用しているかを尋ねたところ、「よく利用する」と回答したのは、全体では8.0％。
これに対し16 ～ 19 歳は15.3％、「たまに利用する」は16.9％（全体17.2％）だった。その一方、「紙の本・
雑誌・漫画しか読まない」が49.2％（同38.7％）に上った。全体では、「紙しか読まない」は13 年度調査と
比較して７ポイント減少、電子書籍を「利用する（計）」は８ポイント増加した。

　さらに、電子書籍を利用すると回答した16 ～19 歳に、電子書籍と紙の書籍のどちらを多く利用するか
尋ねたところ、「電子書籍しか読まない」が5.3％、「電子書籍のほうが多い」が42.1％で、計47.4％が電子
書籍を多く使っていることがわかった。