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2019年12月18日

中学生の読書量 1か月に5冊弱

 全国学校図書館協議会と毎日新聞社が共同で、小中高生の読書状況について調査した「第65 回学校読書調査」の結果がまとまった。
2019 年5月1か月間の平均読書冊数は、小学生11.3 冊、中学生4.7 冊、高校生は1.4 冊。1か月間に読んだ本が0冊の不読者は、
小学生6.8%、中学生12.5%、高校生は55.3%だった。

 調査は今年6月、全国の公立学校98 校に通う小学校4年生から高校3年生、計9,510 人を対象に実施。5月1か月間に読んだ本の冊数、
書名などのほか、読書とのかかわりについても尋ねた。

 「学校で、先生や司書に本をすすめられることがあるか」との質問に、「よくすすめられる」は小学生11%、中学生7%、高校生は4%に
とどまった。「ときどきすすめられる」では小学生29%、中学生23%、高校生21%。一方、「まったくすすめられない」は小学生29%、中学生35%、
高校生は40%に上った。

 2013 年の同様の質問では、「よくすすめられる」は小学生17%、中学生12%、高校生11%だった。今回の調査では、いずれも5ポイント以上低くなり、
本をすすめられる経験に乏しい子どもたちが増えていることがわかった。

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