2019年10月16日
「スマホのみ」10代で8割 パソコン併用は半減
LINE(株)のインターネット利用に関する定点調査で、日常的にインターネットを利用するとき、
「スマートフォン(スマホ)のみ」の利用者は54%、「スマホとPC」の併用者は38%、「PC のみ」の
利用者は3%という結果がでた。調査は今年4月、15 歳から59 歳の男女約800 人を対象に実施。
2016 年4月から半期に1度実施しているが、調査開始から初めて「スマホのみ」の利用者が5割を超えた。
年代別では、15 歳から19 歳で「スマホのみ」の利用者は81%で、前回調査の66%から大きく伸びた。
「スマホとPC」の併用は、前回調査の33%から17%に半減。20 代以上でもそれぞれ「スマホのみ」の割合がもっとも高かった。
内閣府の2018 年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小学生の46%がスマホを利用。
スマホの低年齢化が進むなかで、新たな問題がでてきている。
来年度から完全実施となる小学校のプログラミング教育を実施するうえで、「児童に身についているパソコン操作スキルと、
教員が児童に期待するパソコン操作スキルには差がある」という、東北大学大学院の堀田龍也教授らの調査結果がある。
キーボードでのローマ字入力やファイルのコピー・移動、保存など、スマホにはないパソコン特有の操作スキルが不足しているという。
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