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2019年10月2日

小中学校在校者数、過去最少 大学・短大進学率は過去最高

 小学校、中学校ともに在籍者数が過去最少となったことが、文部科学省の2019 年度「学校基本調査(速報値)」でわかった。
在校者数は、小学校が6,368,545 人(前年度比59,322人減)、中学校は3,218,115 人(同33,555人減)。
調査は、今年5月1日現在の状況を調べた。

 その他の学校種では、義務教育学校が40,747 人(同6,188 人増)でやや増加したものの、高校は大幅に減少して3,168,262 人
(同67,399 人減)。中等教育学校32,153人(同172 人減)で、ほぼ同数だった。一方、特別支援学校は、144,435 人(同1,056 人増)で
過去最多となった。

 また、高校を卒業した人のうち、大学・短大へ進学した割合(浪人生を含む)は58.1%で、前年度より0.2ポイント増加し過去最高となった。
在籍者数は2,918,708 人(同9,549 人増)で、昨年度に続き増加した。

 大学・短大への進学率は、2015 年度の調査で前年度より低下したが、以後は増加が続いている。短大への進学率は、1994 年度に13.2%を
記録してから減少し続け、今回の調査では4.4%まで下がった。

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