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2019年8月21日

朝食抜きの小中学生 増加傾向に警鐘

 日常的に朝食を食べない子どもが増えていることが、農林水産省の2018 年版「食育白書」で明らかになった。
朝食を「全く食べていない」「あまり食べていない」と回答した小学校6年生は5.5%(前年度比0.9 ポイント増)、
中学校3年生は8.0%(同1.2 ポイント増)で、一時期は減少傾向がみられたものの、近年は増加傾向がみられる。

 過去の調査では、朝食を食べない理由として、小中学生とも「食べる時間がない」、「食欲がない」がそれぞれ
約4割を占めていた。

 また、全国学力・学習状況調査での「朝食を毎日食べていますか」と、「毎日同じくらいの時刻に起きていますか」
「毎日同じくらいの時刻に寝ていますか」という質問で、「毎日、同じくらいの時刻に起きていない」「毎日、同じ
くらいの時刻に寝ていない」小中学生の割合が、2017 年度から18 年度にかけて増加。
これらの小中学生ほど、朝食欠食率が高い傾向がみられた。

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