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2014年3月31日

首都圏公立進学校連携して公立校復権

1都3県の地域を代表する公立進学校が都県を越え、「首都圏公立進学校校長会」を結成。互いの学習状況、部活動、学校行事など情報交換しながら、「文武両道」を生かしたさらなるエリート校を目指し、公立校復権に力を入れている。
校長会を結成したのは、東京都立日比谷高、同西高、神奈川県立湘南高、千葉県立千葉高、同船橋高、埼玉県立浦和高の6校で、いずれも伝統あるトップレベルの進学校だ。校長会は、学期に1回集まり、それぞれの高校の特徴から学習状況、進学指導内容や行事など、学び合いながら情報を共有する。どこも部活動や行事に力を入れる「文武両道」の学校だけに、部活動と学業の両立の難しさなどの悩みを共有でき、公立校のよさを広く知ってほしいと意気込んでいる。また、難関大学の教員を招き、“大学側が求める学生像”を直接聞くなど、進学面で比較される私立校への対抗意識も垣間見える。