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2019年5月8日

フェイクニュースに騙された経験、中高生の2割以上

 中高生の84.6%が、フェイクニュースを認知している一方、フェイクニュースに
「騙されたことがある」人は26.3%にのぼることが、MMD 研究所などの「中高生の
フェイクニュースに関する意識調査」でわかった。騙された経験者のうち、61.0%
がフェイクニュースを拡散してしまった。調査は今年2月、スマートフォンを
所有する12~18 歳の中学生、高校生の男女1,248 人から回答を得た。

 フェイクニュースを「見たことがある」と回答したのは43.0%。性別・学生区分別
では、男子高校生が51.3%で最も高く、最も低かったのは男子中学生で38.4%だった。
また、フェイクニュースに騙された経験者を性別・学生区分別にみると、男子中学生が
14.7%、女子中学生が30.7%、男子高校生が23.2%、女子高校生が35.3%と、性別の
差がでた。

 また、今後フェイクニュースを見破れる自信があるかどうかでは、「自信がある」
は14.4%、「やや自信がある」が32.5%。「やや自信がない」が38.5%、「自信がない」
は14.5%で、半数を超える中高生がフェイクニュースを見破る自信がないという結果だった。

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