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2014年3月20日

受験のプレッシャー体調不良経験6割強

大学受験の当日、プレッシャーによる体調不良が試験に影響したと感じている受験生が6 4 . 5 % にのぼることが、ライオン株式会社の調査でわかった。また、47.5% の予備校講師が「プレッシャーによって体調や集中力を欠いてしまう受験生が多い」と回答した。
調査は昨年11~12 月、過去1年間に下痢の経験がある現役の大学1・2年生2 0 0人と、全国の予備校・塾講師従事者など2 0 0人を対象に実施。体調不良の内容( 複数回答)は、「下痢」が3 7. 5 %で1位。次いで「頭痛」3 6 . 7 % 、「胃痛」28.9%、「吐き気」22.7%だった。さらに、予備校講師に「受験生にプレッシャーを与えないように、受験生にかける言葉などに気を遣ったか」を聞いたところ、9 3 .5%が気を遣っていると回答。その反面、受験時に講師の言葉にプレッシャーを感じた受験生は7 3 . 0 % と、講師と受験生の意識に差が見られた。
受験生がプレッシャーを感じた言葉(複数回答)は、1位が「今までの努力を無駄にするな」の3 2 . 9 %で、2位は「絶対に合格しろ」「普段通りの力を出せばいいんだから」で31.5%。3位は「(入試直後に)どうだった?」の30.1%、4位「頑張れ」が24.7%だった。