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　中学生が将来就きたい職業の１位は、男子は「エンジニア・技術者」（7.7％）、女子は「漫
画家・イラストレーター」（5.3％）̶という結果が、学研教育総合研究所の中学生白書
Web 版の「中学生の日常生活・学習に関する調査」で出た。全体では、１位は「エンジニア・
技術者」（4.3％）、２位「ゲームデザイナー」（3.7％）、３位「教師・先生」（3.5％）だった。
　全体で１位となった「エンジニア・技術者」は女子では1.0％で20 位。一方、女子の１位「漫
画家・イラストレーター」は男子では0.3％で、男女差が大きいという特徴が見られた。また、
小学生では大人気だった「パティシエ（ケーキ屋）」は８位（2.7％）、「プロサッカー選手」
は大きく順位を下げ16 位（1.7％）。これらの結果から、小学生から中学生へと成長するに
つれ、職業についての認識が憧れから現実的なものへと変わっていくことが考えられる。
　学年・男女別では、男子１、２年生の１位は「エンジニア・技術者」（１年生・11.０％、２年生・
9.0 ％）だったのが、３年生では「公務員」（9.0％）が１位に。「エンジニア・技術者」
（3.0％）は6 位に下がっている。
　一方、女子の１位は、１年生は「パティシエ（ケーキ屋）」（7.0％）、２年生「教師・先生」
（10.0％）、３年生「保育士・幼稚園教諭」（6.0％）と１位は入れ替わっているが、２位
はいずれの学年も「漫画家・イラストレーター」だった。