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成人年齢を20 歳から18 歳に引き下げる民法改正案が衆院本会議で可決され、今国会で
成立する見通しとなった。改正案が成立すれば2022 年４月から、18、19 歳も成人となるが、
当事者となる女子中高生は「成人年齢引き下げ」に反対が賛成を上回る結果が、GMOメディアが
運営する「プリキャンティーンズラボ」の「成人年齢引き下げに関する意識調査」ででた。
　調査は３月30 日～４月３日、インターネットで女子中高生658 人から回答を得た。
　民法改正による「成人年齢引き下げ」の認知度について、「聞いたことがあり、内容をある
程度知っている」と回答したのは5 4 . 0 ％。「聞いたことはあるが、内容は知らない」が
35.4％で、約９割の子が認知していた。一方、「成人年齢引き下げ」自体の賛否は、「どちら
とも言えない」が45.6％でもっとも多く、「反対」が38.9％で「賛成」15.5％を大きく上回
る結果となった。
　また、成人年齢の引き下げに伴って対応する可能性があることについての質問で、「反対」
という回答がもっとも多かったのは、「成人式の開催が18 歳になること」（60.9％）。「賛成」
という回答が多かったのは、「性同一性障害の人が、18 歳から家庭裁判所に性別変更の申し
立てができるようになること」（37.8％）だった。
　反対意見が多かった「成人式の開催」には、「18 歳は高校の卒業式や大学の入学式、就職
活動など忙しい時期なので、成人式は20 歳でいいと思う」などの意見があがった。