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2018年6月6日

中学生、好きも嫌いも「国語」「数学」「英語」

中学生が好きな教科は「数学」21.5%、「英語」13.0%、「国語」12.8%。一方、嫌いな教科も「数学」24.2%、「国語」16.0%、「英語」 13.5%という結果が、
学研の中学生白書 Web版「中学生の日常生活・学習に関する調査」で出た。好きな教科と嫌いな教科はどちらも「数学」が1位で、
割合も「国語」「英語」に比べて高くなっている。こうした特徴は、小学校の算数にも見られる。
 調査は 2017 年8月、全国の中学校1~3年生の各学年で男女 100 人ずつ、計 600 人とその保護者から回答を得た。
 教科の好き・嫌いを男女別で見ると、男子に人気の教科は「数学」「社会」「理科」。女子は「国語」「英 語」「数学」で、男子と女子の違いが明確に出る結果となった。
 勉強でわからないときどのように対処しているかでは、もっとも多いのは「学校や塾の先生にきく」63.5%。次いで「保護者にきく」49.5%、「友だちにきく」27.3%。一方、
わからない勉強を「放置する(なにもしない)」割合は、全体で 7.7%と少数ではあるが、女子が 4.7%なのに対し男子は 10.7%。とくに2年生では女子が 4.0%に対し男子は 18.0%とかなりの開きがあった。

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