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2018年4月4日

子どもの四季の行事豆まき約9割体験

季節ごとの伝統的な行事で、豆まきを体験している小中学生は約9割にのぼる一方、家で七草がゆを食べたのは3割以下―。
そんな結果が、国立青少年教育振興機構の「子供の四季を通したふだんの生活に関する調査」ででた。調査は 2014 年から17 年、
全 国27の国立青少年教育施設を利用した小学校3年生から中学校3年生に3か月ごとに年間4回、合計12回、合計約 34,000 人に実施。
 年中行事や伝承遊びに関することで、多くの子どもが体験しているのは、「節分の日に豆まきをしたり恵方巻きを食べたりした」が小学生91.6%、中学生 86.1%。
「家でクリスマスをした」は小学生 84.8%、中学生 75.2%だった。 一方、あまり子どもが体験していないのは、
「ハロウィンで仮装して近所の家を回ってお菓子をもらった」小学生 13.3%、中学生 3.4%。「正月に福笑いをした」小学 24.1%、中学生16.9%。
「お月見の行事をした」小学生32.8%、中学生 20.4%。中学生は小学生に比べ、「かるた」や「たこあげ」などの伝承遊び、「七夕」や「お月見」などの伝統行事の体験の割合が低かった。
 時事問題や情報に関することで子どもがあまり知らない内容は、小学生で最も低かったのが「和食がユネスコ無形文化遺産に登録されている」14.5%(中 学生 43.2%)。
中学生では「宇宙ステーションと補給機『こうのとり』をドッキングさせたのは日本人がすべてを操作したことを知っている」(21.3%)と答えた割合が最も低かった。

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