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2018年3月28日

土曜日の授業や補習中学校の3割以上で実施

全国の中学校で「土曜日の授業や補習」を実施している割合が 36.8%にのぼることが、ベネッセ教育総合研究所の
「中学校の学習指導に関する実態調査報告書 2017」で明らかになった。調査は、全国の国公私立中学校の主幹教諭・教務主任、2,843 人から回答を得た。
 「土曜日の授業や補習」は、2014 年の前回調査より8.1ポイント増で、10 年の 15.3%に比べると21.5 ポイント増加。
また、14 年比で増加幅が最も大きかったのは「小・中学校の連携・一貫教育」(75.1%)で10ポイント増加。これらは、13年11月に学校教育法施行規則が改正され、
教育委員会の判断で土曜授業を柔軟に実施できるようになったことや、 16年4月から小中一貫教育制度が導入されたことの影響とみられる。
そのほかにも、「地域や県などを単位とした学力テスト」の実施が、 10 年の 64.7%から17年は 75.6%に、
「放課後の補習授業」も10年の51.2 %から、 17 年は 62.2%と増加傾向にある。

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