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2018年2月21日

保護者の意識、スポーツや芸術より「勉強」重視の傾向

「教育にお金がかかり過ぎると思う」保護者は7割近くにのぼり、自分の子どもには、スポーツや芸術よりも、もっと勉強してほしいと考えている保護者が、8年前より10ポイント以上増えていることが、
ベネッセ教育総合研究所の「学校外教育活動に関する調査 2017」で明らかになった。調査は、2017 年3月、3歳から18 歳(高校3年生)までの子どもをもつ母親 16,170 人を対象に実施。同様の調査は、
09 年、13 年にも実施され、8年間の変化もとらえた。教育にお金がかかり過ぎる」と回答した中学生の保護者は 77.6%で最も高く、全体でも67.2%(13 年調査 66.2%)と、
前回に引き続き教育費の負担感が重い実態が浮かんだ。また、62.3%が「教育費の無駄はできるだけなくす努力をしている」と回答した。
 一方、「子どもの将来を考えると、習い事や塾に通わせ ないと不安」と考える保護者は60.8%で09 年より9.1 ポイント増加。「運動やスポーツをするよりももっと勉強してほしい」は 39.4%(同 12.6 ポイント増)。
「音楽や芸術活動をするよりももっと勉強をしてほしい」も 44.4%(同 12.7 ポイント増)。スポーツ活動や芸術活動よりも勉強してほしいという「勉強重視」の意識が強まっていた。

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