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2017年5月10日

ノースマホデー 中学生の4割は…

 内閣府の2 0 1 6 年度の世論調査によると、スマートフォンやタブレットなど、何らかの機器で
インターネットを利用している青少年は80.2%。
そのうち小学生は61.8%、中学生82.2%、高校生96.6%に上る。1日のインターネット利用平均
時間は、小学生が1時間33分、中学生2時間18分、高校生3時間27分だった。
 こうしたなか、栃木県宇都宮市教育委員会は、昨年10月17日から23日までを「スマホ・ケータ
イ宮っ子ルール徹底週間」と設定し、20日を「ノースマホデー」とした。
 このノースマホデーの取り組みについて、市は実態調査を実施。その結果、ノースマホデーに
使用しなかった小学生は7 3 . 8 % 、中学生は40.6%だった。
 また、平日の夜、スマホなどの使用を終了する時刻は、小学生では一番遅い6年生でも午後8時
半前だったが、中学生では1年生が午後9時40分、2年生午後10時6分、3年生午後10時35分
と、市が目標に設定している午後9時を大きく過ぎていた。
 市教育委員会は、中学生は携帯電話などの使用が常態化していると分析。長時間、深夜までといっ
た使い方に対し、指導を継続していく必要があるとしている。

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