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2017年4月12日

ネイティブ英語教員を公募 府立高校に配置

大阪府教育委員会は2 0 1 8 年度から、英語を母語とする人材を「ネイティブ英語教員」とし
て公募する方針を決めた。22年度までに府立高校30校に配置する見込みだ。
 ネイティブ英語教員には特別免許が与えられる。一般の教員として採用するので、英語の
授業だけでなく、部活動顧問など学校の業務全般を担当。業務に必要な日本語能力が必要で、
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を統合した授業を実施するほか、進路指導や学級担任
を受け持つ場合もある。
 府教育委員会は15年度から、語学に堪能な「スーパーイングリッシュティーチャー(SET)」
を導入。生徒が海外の大学に進学できるレベルの英語力をつけることを期待している。当初は
進学校を中心に10校に配置し、16年度に17校に拡大し、英語教育に力を入れてきた。
 また、2 0 年度から、大学入試センター試験に替わって導入される「大学入学希望者学力評価
テスト(仮称)」では、これまでの「聞く・読む」の2技能から、4技能などを評価する方式に改め
られる。こうした状況をふまえ、府教育委員会はネイティブ教員の配置が必要と判断した。

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