2016年11月2日
“好き”も“苦手”も1位は「算数・数学」
小中学生が好きな教科、苦手な教科の1位はともに「算数・数学」であることが、バンダイの
「小中学生の勉強に関する意識調査」でわかった。好きと回答した理由では、「計算が好き・得意
だがら」という声があがった一方、苦手と回答した理由としても、「計算が苦手・嫌いだから」とい
う声があがり、「計算」が好きと苦手の分岐点となっていることがうかがえた。
調査は、小学校1年生から中学校3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答)900人を
対象に実施された。
苦手な教科の2位は、小中学生ともに「国語」だった。苦手と回答した理由では、「漢字が嫌い
だから」、「読解問題が苦手だから」など、文章の読み解きに苦手意識を持っていることが読み取
れた。苦手な教科3位は、小学生は「体育・保健体育」、中学生は「英語」があげられた。
好きな教科は、小学生は2位「図画工作」、3位「音楽」など、座学以外の教科がランクインした。
一方、中学生では、2位に「社会」、3位に「理科」がランクインし、中学生は考察することを必要と
する教科に人気が集まった。
また、普段、学校以外で勉強している場所を聞いたところ、小学生は「自宅のリビング・ダイニ
ング」が6 4 . 2 %で、家族が集まる居間での「リビング学習」がもっとも多く、次いで「自分の部
屋」17.7%、「塾」3.5%だった。一方、中学生は、「自分の部屋」が3 9 . 7 %でもっとも多く、次い
で「自宅のリビング・ダイニング」32.7%、「塾」1 2 . 3 %という結果で、集中できる「自分の部
屋」や「塾」の割合が増加している。
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