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2016年11月23日

来年度、国公立大でAO、推薦入試過去最多

 文部科学省によると、国公立大学の2017年度入試では、書類や面接などで選考するアドミッ
ション・オフィス(AO)入試や推薦入試を実施する大学が過去最多となった。
 AO入試を実施するのは、全体で16年度から4校増の79大学213学部、推薦入試は全体で
1校増の160大学450学部。全体の募集人員は、国立が前年度比312人減の95,448人、公立が
479人増の29,472人となった。
 16年度から東京大学が、多様な学生構成の実現と学部教育の活性化を目指して推薦入試を
始め、京都大学も学部によって実施方法が異なる「特色入試」を始めた。17年度は大阪大学も
「世界適塾入試」の名称で、全学部で推薦入試やAO入試を実施し、後期日程を廃止する。
 また、滋賀大学は新たに設ける文理融合的なデータサイエンス学部で、香川大学は医学部
看護学科でAO入試を実施。熊本大学は、「地域の問題をグローバルに考え、行動する人材」を
育成するグローバルリーダーコースとして、文、法、理、工の4学部でAO入試を導入。公立では、
福知山公立大学が地域経営学部で推薦入試を新規に実施する。

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