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2016年6月1日

中学校教員向けに 郷土愛深める副読本

 山形県教育委員会は、中学生に郷土愛を育むため、県の歴史や自然、観光などについて
まとめた教員向けの副読本「郷土Yamagata―語って創る やまがたの未来―」を作製した。
 副読本は、A4判80ページで、精神文化、最上川、偉人、産業、地方創生、自然と食、統計データ
の計7章で構成。産業に関しては、山形大学による有機エレクトロニクス事業に焦点を当て、
企業と手がけた技術開発などを紹介。歴史はもちろん、“ 今”もわかる内容になっている。
さらに、県内全市町村の話題を盛り込み、各地域の良さや魅力を多様な視点からまとめ、豊富な写真や
図表を取り入れている。
 また、内容を要約した英文を掲載。県教育委員会は、郷土の良さや魅力を英語で県内外の人や、
外国人に誇りを持って発信することができるようになってほしいとしている。
 副読本は、約18000冊作製し、中学校のほか、高校や特別支援学校にも提供された。

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