2016年2月3日
デジタル教科書 保護者の6割肯定
学校や家庭で「デジタル教科書」を使うことについて、小中高校生の保護者の6割以上が
肯定的であることが、文部科学省の調査でわかった。調査は、2 015 年8月、小中学生の保護者
2753人と高校生の保護者1136人から回答を得た。
デジタル教科書の使用について、小中学生の保護者では、「賛成」または「どちらかというと
賛成」が計6 5%、高校生の保護者では6 9 %だった。肯定的な意見の中で、「デジタル教科書
だけ」と「紙との併用」のどちらがよいかでは、「併用」が小中学生の保護者92%、高校生の
保護者89%となった。
教科書との併用を望む理由について、複数回答で選んでもらったところ、「教科や学習内容に
よって紙の教科書が望ましいもの、デジタルが望ましいものがある」「デジタル教科書のみで
は書く力や考える力、知識の定着などに不安」などが挙げられた。
また、副教材として活用してはどうかとの質問では、肯定的回答が小中は4 6 % 、高校は
48%だった。
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