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2016年1月20日

公立初の小中高一貫校 22年度めどに開校

 東京都は、2022年度をめどに、小学校から高校までの12年間を一貫して学ぶ、
都立の小中高一貫校を開校する方針を決めた。設置主体が同一の公立小中高一貫校は全国で初めて。
12年間の継続したカリキュラムのなかで、実践的な英語教育を展開するなど、世界で活躍できる
「グローバル人材」の育成を目指すという。
 小中高一貫校は、現在、都が中高一貫教育を実施している立川国際中等教育学校の近隣に、
都立の小学校を新設する形で開校する。募集は、小学校入学時の適性検査などで選考。
さらに、人間関係の固定化を防ぐため、中学校入学時にも追加募集を検討している。
 今回の計画について都教育委員会は、一貫校のメリットを生かし、小中高の教育課程の
つなぎ目は工夫していきたいとし、教育課程の前倒しなどを柔軟に行う考えだ。また、外国人児童
や帰国子女と勉強できる機会を設け、海外留学や体験型の学習の充実など、発展的な学習を
行いやすくするという。

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