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2015年9月28日

脱ゆとりで夏休み短縮 全国的に広がる

 9月1日に2学期の授業を再開していた多くの地域で、
夏休みを短縮する公立小中学校が増えている。学習指導要領の改訂により、
標準授業時数が小学校6年間で計278時限、中学校3年間で計10 5時限増加したため、
授業時間数を確保するためだ。
 東京都では、8月中に授業を始める小中学校は、今年度は17校増え、771校で実施。
全体の4割を上回った。
 大阪府では、豊中市と泉佐野市、太子町が今年度から夏休み短縮を新たに導入。
小学校または中学校で実施している市町は22となり、全43市町村の半数を超えた。
 また、福岡県久留米市は、今年度から市立の全小中学校と特別支援学校で夏休みを1週間
短縮。宮崎県でも、26市町村のうち8割で夏休みを短縮している。
 夏休み短縮以外にも、「土曜授業」を導入したりと、各教育委員会は授業時間確保に試行錯誤
している。

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