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　海外への大学入学資格に活用されている国際バカロレア試験の、16 ～19 歳を対象にした
ディプロマ・プログラム（ＤＰ）で、日本語でも実施可能な科目として、地理や数学スタディーズ、
音楽、美術の４科目が新たに追加されることになった。この措置により、外国語を除くすべての
教科（グループ）で、日本語による履修が可能になる。
　ＤＰの授業・試験は、原則として、英語、フランス語、スペイン語で行う必要があるが、
文部科学省と国際バカロレア機構が協力して、これまでに、経済や歴史、生物、科学など６科目が
日本語で履修できることになった。これについては、2016年11月からの試験で実施され、18年
11月から今回追加された科目で日本語による試験が可能になる。
　また、文科省は、同プログラム単位を高校の卒業単位に組み入れる上限を、これまでの20
単位から36単位に増やすことを決めた。