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　中高生の約９割が、社会での英語の必要性を感じながらも、４ 割以上が大人になって
も自分が英語を使うことはほとんどないと考えていることが、ベネッセ教育総合研究所
の調査でわかった。
　調査は昨年３月、全国の中学１年生～ 高校３年生約6 3 0 0人から回答を得た。
　「大人になったとき、社会ではどれくらい英語を使う必要がある世の中になっていると
思うか」と聞いたところ、「英語を使うことはほとんどない」と答えた中学生は7. 5 ％ 。
これに対し、「仕事ではほとんどいつも英語を使う」10 . 9 ％ 、「日常生活で外国の人と英語
を話すことがある」2 6 . 0 ％ 、「いつもではないが仕事で英語を使うことがある」5 4 . 0 ％
だった。一方で、自分が英語を使うイメージでは、「ほとんどない」が4 4 . 2 ％ に上った。
　また、「将来、どれくらいの英語力を身につけたいか」では、「日常会話や海外旅行で
困らないくらいの英語力」が4 9 . 3 ％で最も多かった。