これだけは知っておきたい教育NEWS
2014年8月18日
「英語の授業を英語で」公立高校で15%
2013年度から導入された高校の学習指導要領で、「英語で授業することが基本」とされている英語の新科目「コミュニケーション英語1」について、主に英語で授業している教員が15%しかいないことが文部科学省の調査でわかった。
調査は昨年度、高校1年で必修の「コミュニケーション英語1」を担当する公立高校教員約10000人を対象に実施。授業中に英語を使う割合を聞いたところ、「発話をおおむね英語で行っている」と回答したのは15%にすぎなかった。「半分以上を英語で」は38%、「半分未満を英語で」が47%と最も多かった。
同じように公立中学教員を対象に「授業で使う英語」の状況を調査したところ、中学3年を担当する英語教員約16000人のうち、「おおむね英語」は6%。「半分以上を英語」は35%、「半分未満を英語」が59%で、中学1~2年でも割合はほぼ同じだった。
調査は昨年度、高校1年で必修の「コミュニケーション英語1」を担当する公立高校教員約10000人を対象に実施。授業中に英語を使う割合を聞いたところ、「発話をおおむね英語で行っている」と回答したのは15%にすぎなかった。「半分以上を英語で」は38%、「半分未満を英語で」が47%と最も多かった。
同じように公立中学教員を対象に「授業で使う英語」の状況を調査したところ、中学3年を担当する英語教員約16000人のうち、「おおむね英語」は6%。「半分以上を英語」は35%、「半分未満を英語」が59%で、中学1~2年でも割合はほぼ同じだった。