これだけは知っておきたい教育NEWS
2021年11月10日
三重県がワクチン接種の差別防止の教材作成
三重県教育委員会は、人権学習指導資料その3「知っておこう!新型コロナワクチン接種に関すること」を作成した。今後、12 歳以上の子どもたちへのワクチン接種の機会が確保されていくことをふまえ、接種の強制や接種していない人への差
別をなくすのがねらいで、県内すべての小中学校、高校などに配布する。
県教育委員会は、昨年5月に「なくそう!新型コロナウイルス感染症に係る偏見、いじめ・差別」、9 月に「考えよう!新型コロナウイルスに感染したときのこと」を配布。いずれも8割以上の学校で教材として使われ、教職員からは好評だったという。
今回の資料は、ワクチンを接種する、しないという一人ひとりの選択を尊重することや、接種できない人の存在を認識すること、無意識のうちに同調するように圧力をかける発言をしてしまう可能性などがテーマ。接種を奨励する発言が、接種し
ない人やできない人などを疎外するようなメッセージにもなりうることに気づき、不適切な言動の問題性を指摘する方法などを考える。
別をなくすのがねらいで、県内すべての小中学校、高校などに配布する。
県教育委員会は、昨年5月に「なくそう!新型コロナウイルス感染症に係る偏見、いじめ・差別」、9 月に「考えよう!新型コロナウイルスに感染したときのこと」を配布。いずれも8割以上の学校で教材として使われ、教職員からは好評だったという。
今回の資料は、ワクチンを接種する、しないという一人ひとりの選択を尊重することや、接種できない人の存在を認識すること、無意識のうちに同調するように圧力をかける発言をしてしまう可能性などがテーマ。接種を奨励する発言が、接種し
ない人やできない人などを疎外するようなメッセージにもなりうることに気づき、不適切な言動の問題性を指摘する方法などを考える。