これだけは知っておきたい教育NEWS
2021年7月28日
「学校の新しい生活様式」改訂、変異株対策など追記
文部科学省は、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」を改訂した。4月15 日時点での最新の知見に基づき、変異株の罹患率や対策を新たに盛り込み、消毒作業の合理化、地域の感染レベルに応じた活動場面ごとの感染対策などを追記している。
児童生徒や教職員の感染状況については、学校が本格的に再開し始めた2020 年6月1日から21 年4月15日までの感染報告は、児童生徒17,570 人、教職員2,382 人など。感染経路は、小学生の78%、中学生の64%を「家庭内感染」が占めていた。
増加傾向にある変異株の罹患率や対策については、英国の専門家会議の見解を引用して、「子どもが大人より感染しやすいということはなく、どの年齢であっても感染しやすい可能性がある」と説明。「従来株と比較すると、変異株の子どもへの感染力は強い可能性がある」が、「現段階では、15 歳未満で明らかな感染拡大の傾向は見られない」としている。対策については、従来株同様に、「3密の回避、マスク着用、手洗いなどの基本的な感染対策」を推奨している。
児童生徒や教職員の感染状況については、学校が本格的に再開し始めた2020 年6月1日から21 年4月15日までの感染報告は、児童生徒17,570 人、教職員2,382 人など。感染経路は、小学生の78%、中学生の64%を「家庭内感染」が占めていた。
増加傾向にある変異株の罹患率や対策については、英国の専門家会議の見解を引用して、「子どもが大人より感染しやすいということはなく、どの年齢であっても感染しやすい可能性がある」と説明。「従来株と比較すると、変異株の子どもへの感染力は強い可能性がある」が、「現段階では、15 歳未満で明らかな感染拡大の傾向は見られない」としている。対策については、従来株同様に、「3密の回避、マスク着用、手洗いなどの基本的な感染対策」を推奨している。