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2020年12月2日

受験生の7~8割深刻な運動不足

受験期の中学校3年生の70%以上、高校3年の80%以上が受験期前と比べ運動不足になっていることが、明治大学サービス創新研究所の調査で明らかになった。調査は、都内の中学校45 校、高校36 校の計81 校のそれぞれ3年生の生徒18,733 人を対象に、2018 年6月(受験期前)と同年11 月(受験期)の計2回、身体活動量および座位時間の調査を実施した。
受験生の身体活動量(週当たりの時間)は、中3男子では受験期前の540 分から受験期は270 分に半減。女子は420 分から251 分に減少。
運動不足になっている割合は、中3男子は受験期前の39%から受験期は70%に。中3女子は49%から73%に、高3男子は61%から80%、高3女子は73%から83に増えていた。
コロナ禍で体を動かす機会が減っているうえ、受験が近づき、受験生の運動不足は今後さらに加速する。受験生の運動不足や座り過ぎを解消するため同研究所は、「受験生のための運動ガイド」を発行。ウェブでも公開している。

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