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2020年9月16日

休校のストレスで3割「イライラする」

 新型コロナウイルスの影響による一斉休校で、子どもたちに与えられた影響を、国立成育医療研究センターが小中高生と保護者を対象に調査した結果、子どもたちに大きなストレスが
かかっていることがわかった。調査は4月30 日~5月31 日、インターネットでアンケートを実施。7~17 歳の子ども2,591 人、0~17 歳の子どもを持つ保護者6,116 人の回答を分析した。

 「あなたにあてはまり、困っていること」を聞いたところ(複数回答)、「すぐにイライラする」は小学4~6年生は38%、中学生は30%、高校生は29%。「最近集中できない」は、
小4~6・中学生が40%、高校生は42%。「なかなか寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりする」は全年齢で20%強が該当した。

 また、生活リズムでは、中学生の47%、高校生の39%が「夜寝る時間、起きる時間がずれた(2時間未満)」と回答。「2時間以上ずれた」は中学生で19%、高校生で26%だった一方、
保護者の回答では、「2時間以上ずれた」は中高生で3割以上を占めた。

 研究センターでは、全体の75%の子どもに何らかのストレス反応・症状がみられたとしている。影響は中長期的に及ぶとみており、今後も調査を実施する。

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