これだけは知っておきたい教育NEWS
2020年5月27日
中高生の自転車事故 1年生が最多
自転車の安全利用促進委員会が、通学時における中学生・高校生の自転車事故発生件数について調査・分析した結果、1年生の事故が多い傾向がわかった。
約7割の都道府県で中高生ともに1年生の事故が最も多くなっていた。調査は、公益財団法人交通事故総合分析センターITARDA の2018 年の事故データを分析した。
全国の10,000 人当たりの件数でみると、中学生では、1年生が7.23 件に対し、2年生が5.21 件、3年生が4.29 件。高校生は、1年生が32.39 件に対し、2年生が
24.50 件、3年生が18.79 件。中高生ともに、1年生の自転車事故が多いのは、新学期に自転車通学をし始めた5月、6月で、通学路などに慣れていないことが多いため
だと考えられる。
また、自転車通学時の事故全体の約2割が自転車側の加害事故となっていて、高校生は前年データより微増していた。
同委員会は、ルール・マナーだけでなく、自動車などの動静、通学路の危険個所などについてもしっかりと判断ができるように指導することが大切だとし、
自転車通学をする生徒に対して新学期早々に安全講習を実施することをすすめている。
約7割の都道府県で中高生ともに1年生の事故が最も多くなっていた。調査は、公益財団法人交通事故総合分析センターITARDA の2018 年の事故データを分析した。
全国の10,000 人当たりの件数でみると、中学生では、1年生が7.23 件に対し、2年生が5.21 件、3年生が4.29 件。高校生は、1年生が32.39 件に対し、2年生が
24.50 件、3年生が18.79 件。中高生ともに、1年生の自転車事故が多いのは、新学期に自転車通学をし始めた5月、6月で、通学路などに慣れていないことが多いため
だと考えられる。
また、自転車通学時の事故全体の約2割が自転車側の加害事故となっていて、高校生は前年データより微増していた。
同委員会は、ルール・マナーだけでなく、自動車などの動静、通学路の危険個所などについてもしっかりと判断ができるように指導することが大切だとし、
自転車通学をする生徒に対して新学期早々に安全講習を実施することをすすめている。