これだけは知っておきたい教育NEWS
2020年2月19日
小中学生の体力低下 小5男子、過去最低
スポーツ庁は、小学校5年生と中学校2年生の2019 年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表。
握力、50メートル走、立ち幅とびなど8種目の成績を点数化して合計した「体力合計点」が、小・中学生の男女とも低下し、
特に小5男子は、08 年度の調査開始以来、最低の数値となった。
体力合計点は、昨年度まで小・中ともに女子は5年連続で上昇、男子は横ばいの傾向が続いていた。しかし、今年度は小・中ともに、
女子より男子のほうが大きく低下。小5男子は昨年度の54.2 点から53.6 点に低下し、これまで最低だった15 年度の53.8 点を下回った。
運動習慣では、体育・保健体育の授業を除く1週間の総運動時間が420分以上(1日1時間に相当)の割合が男女とも減少。一方、
テレビ、DVD、ゲーム機、スマートフォン、パソコンなどによる映像の視聴時間は増加し、長時間になるほど、体力合計点の平均が
低下する傾向がみられた。
スポーツ庁は体力低下の背景に、運動時間減、映像視聴時間の増加、さらに、肥満傾向の増加があるとみている。
握力、50メートル走、立ち幅とびなど8種目の成績を点数化して合計した「体力合計点」が、小・中学生の男女とも低下し、
特に小5男子は、08 年度の調査開始以来、最低の数値となった。
体力合計点は、昨年度まで小・中ともに女子は5年連続で上昇、男子は横ばいの傾向が続いていた。しかし、今年度は小・中ともに、
女子より男子のほうが大きく低下。小5男子は昨年度の54.2 点から53.6 点に低下し、これまで最低だった15 年度の53.8 点を下回った。
運動習慣では、体育・保健体育の授業を除く1週間の総運動時間が420分以上(1日1時間に相当)の割合が男女とも減少。一方、
テレビ、DVD、ゲーム機、スマートフォン、パソコンなどによる映像の視聴時間は増加し、長時間になるほど、体力合計点の平均が
低下する傾向がみられた。
スポーツ庁は体力低下の背景に、運動時間減、映像視聴時間の増加、さらに、肥満傾向の増加があるとみている。