これだけは知っておきたい教育NEWS
2020年2月5日
校内に「居場所カフェ」 中学校にも広がる
学校でも家でもない「第三の居場所」を校内につくる「居場所カフェ」が、各地の高校から中学校へと、
静かに広がり始めている。
居場所カフェは2012 年、高校生活になじんでもらおうと、大阪の府立高校で始まった。NPO 法人など
民間に運営を委託し、カフェや食堂、学習室などさまざまな形で府内の高校に広がっていった。カフェなどを
開いた学校へのアンケート調査では、「不登校経験のある生徒に友人ができて登校するようになった」といった
声が寄せられたという。
こうした大阪府の取り組みを参考に、神奈川県では、14 年から県内の高校の図書館にカフェを開設。
同様の試みが各地に広がっている。
一方、東京都西東京市では、15 年に市内の公立中学校内で「子ども放課後カフェ」が始まった。19 年2月現在、
公立中学校9校中7校に広がっている。地域の大人たちが定期的に開催し、子どもたちは無料で提供される飲み物
などを飲みながら、トランプをしたり自由におしゃべりをしたりして過ごしている。
静かに広がり始めている。
居場所カフェは2012 年、高校生活になじんでもらおうと、大阪の府立高校で始まった。NPO 法人など
民間に運営を委託し、カフェや食堂、学習室などさまざまな形で府内の高校に広がっていった。カフェなどを
開いた学校へのアンケート調査では、「不登校経験のある生徒に友人ができて登校するようになった」といった
声が寄せられたという。
こうした大阪府の取り組みを参考に、神奈川県では、14 年から県内の高校の図書館にカフェを開設。
同様の試みが各地に広がっている。
一方、東京都西東京市では、15 年に市内の公立中学校内で「子ども放課後カフェ」が始まった。19 年2月現在、
公立中学校9校中7校に広がっている。地域の大人たちが定期的に開催し、子どもたちは無料で提供される飲み物
などを飲みながら、トランプをしたり自由におしゃべりをしたりして過ごしている。